グローバルに事業を展開しており、レポートの改善をマイルストンとして活動のステップアップを図っていくことを目指しています。国内外におけるESG(環境・社会・ガバナンス)評価への対応も重要な検討テーマです。
- 1年目
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これまでもGRIスタンダードを参照してレポートを構成してきましたが、改めて「外部評価向上に資するレポート」を目指し、現状分析を実施。GRIスタンダードに加え、国内外のレポーティングのトレンド、DJSIやFTSE、MSCI等の評価項目、国内外の同業他社等を分析し、何をどのように追加開示すべきかの整理を行いました。
また、マテリアリティ分析(重要課題の特定)を半年かけて実施しました。
社会からの要請事項を集約・整理したうえで、各部門およびグループ会社から25名の社員の方々にお集まりいただき、弊社コンサルタントのファシリテーターでワークショップを開催しました。
ワークショップの結果をふまえ、CSR推進室内でマテリアリティのドラフト案を作成。外部ステークホルダーとの意見交換や、重要課題に対するKPIの設定に向けて所管部門との検討を重ね、マテリアリティおよびKPI案を最終化。CSR経営委員会および経営会議で、複数回にわたる審議を経て承認されました。
ビジュアルも重視したマテリアリティのページをデザインし、サステナビリティレポートで公表しました。
- 2年目
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マテリアリティは、課題を特定して終わりではなく、次のステージのスタートです。重要課題の取り組み推進とKPIの達成に向けて、まずは社内浸透のための社内研修を実施しました。
KPIを設定し、何を目指すかが見える化されたことで、より具体的な活動計画が立てられるようになりました。
開示情報の質と量の充実について、段階的な改善の目途がついたことから、外部評価向上に向けた対応強化もスタート。ESG評価に関する調査回答について、弊社がサポートさせていただくこととなりました。
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