2013年4月にIIRCから統合レポーティングに関するコンサルテーションドラフトの公開、2013年5月にGRIからサステナビリティレポーティングガイドライン第4版の公開など、この1年もレポートティングに関してさまざまな進展がありました。
サスティービー・コミュニケーションズ/サステナビリティ会計事務所は、今年も上智大学経済学部教授上妻義直先生のご協力を得て、2014年CSR取り組みやレポート作成において企業ご担当の皆さまのお役に立てるよう、第3回CSR特講を開催いたします。
今回のCSR特講では、さまざまな部門の方に同時に受講していただけるよう、1社あたり3名様迄の枠を設定させていただきますので、ご活用をご検討いただける皆さまにおかれましては、どうぞ早めのお申し込みをお願いします。
2013年10月30日(水)
開場13:00
開会13:30
閉会16:00(2時間30分)
13:30 | 主催者あいさつ |
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13:35 |
「サステナビリティレポーティングに関わる最新動向」 「統合報告」とはそもそも何なのか?G4の改訂ポイントは?等々、知っているようで実は曖昧に理解していることも少なくありません。レポーティングに関する国内外の最新トレンドを踏まえ、来年度のレポート作成に向けて押さえておくべきポイントなどをお話いただきます。 |
14:30 |
「そのレポートは統合か?合冊か?」~統合レポートをめぐるいくつかの誤解~ 今年4月に公表されたIIRCのコンサルテーションドラフトを紐解き、統合レポートのフレームワークを再確認していきます。 |
14:50 |
「到底、対応できません…。(企業ご担当者の本音より)」 あるべき論はわかった、しかし企業の実態はかなり乖離している。自社に持ち帰ってどう対応していこう・・? CSR先進企業への支援10年超のコンサルタントとして、今こそお伝えしたい実務推進上のポイントをお話しします。 |
15:30 | 質疑応答(30分) |
16:00 | 閉会 |
サステナビリティレポーティングに関わる最新動向
上智大学経済学部 教授 上妻 義直 氏
「CSR報告はどこへ向かうのか」と題し、グローバルなレポーティングの世界で今いったい何が起きているのか、変化の渦中で私たちは何に注目し備えていくべきかについてご講演をいただきました。グローバルルールとのギャップから生じる日本企業のリスクをご説明いただいた後、レポーティングの代表的なグローバルルールとも言うべき「統合報告」と「GRIガイドラインG4」を中心に、「今までとは何が違うのか」「日本の実態をふまえると現実的な対応はどのあたりになるのか、その際注意すべきポイントは」などをご解説いただきました。また海外のCSR報告規制の最新動向と、そこから読み取れる将来のレポーティングのトレンドについてもお教えいただきました。
「そのレポートは統合か?合冊か?」
~統合レポートをめぐるいくつかの誤解~
(株)サステナビリティ会計事務所/
サスティービー・コミュニケーションズ(株)
マネージャー 中島 史博
統合レポートをめぐるさまざまな「?」について、2013年4月に公表されたIIRCの統合報告フレームワーク コンサルテーションドラフトの記述に立ち戻り、「?」に対する答えを解説させていただきました。さらに、統合レポートの内容要素の肝とも言うべき「将来の見通し」について、説得力のある説明を行っている国内企業レポートの事例をご紹介しました。
「到底、対応できません…。(企業ご担当者の本音より)」
(株)サステナビリティ会計事務所/ サスティービー・コミュニケーションズ(株)
代表取締役 福島 隆史
「目指したい姿」は見えたとしても、実際にそこにたどり着くまでには、さまざまな課題を乗り越えて行かなくてはなりません。日々闘っていらっしゃるCSRご担当者様の傍らでサポート役を長年つとめさせていただいている経験から、マネジメント、レポート制作、外部評価などについて、CSR実務の最前線で遭遇する「むりっス!」と叫びたくなる事例をご紹介し、なぜそんなことが起きるのか、そして「そこをなんとか」するためのあの手この手についてご説明いたしました。