2013 年5月のGRI サステナビリティ・レポーティング・ガイドライン第4版の公開、2013 年12月のIIRC 国際統合報告フレームワークの公開、これらにどう対応していけばよいものか… 各社ご担当の皆さまにおかれては、悩みつつ開示を進めた2014年だったように思います。
皆さま大変お待たせしました! 今年もサスティービー・コミュニケーションズ/サステナビリティ会計事務所は、2015 年における今後のCSR 取り組みや統合報告制作の水先案内人となるべく、上智大学経済学部教授上妻義直先生のご協力を得て、年に一度のCSR 特講(通算4 回目)を開催いたします。
今回もさまざまな部門の方に同時に受講いただけるよう、1 社あたり3名様迄の枠を設定させていただきます。 ぜひ早めのお申し込みをお待ちしております。
2014年11月12日(水)
開場13:00
開会13:25
閉会16:00(2時間35分)
13:25 | 主催者あいさつ |
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13:30 |
「続:CSR報告はどこへ向かうのか」 グローバルなレポーティングの世界で今いったい何が起きているのか、私たちは何に注目し備えていくべきかについて、「統合報告」と「GRI ガイドラインG4」を中心に解説いただきます。 |
14:20 |
「そこには落とし穴がいっぱい!?」 統合報告やGRI ガイドラインG4 対応の実務においては、あらかじめ留意しておくべき落とし穴がいっぱいです。 |
15:10 |
「そのレポートはGRI対応? 統合報告?」 実質G4 元年となった2014 年各社の対応状況、もうひとつのトレンドである統合報告の実態について確認していきます。 |
15:40 | 質疑応答(30分) |
16:00 | 閉会 |
続:CSR報告はどこへ向かうのか
上智大学経済学部 教授 上妻 義直 氏
グローバルなレポーティングの世界での最新の動向や、「統合報告」や「GRIガイドラインG4」において、私たちが現実的に取るべき対応についてご講演をいただきました。
統合報告では、社会的背景や制度的位置付けなどの日本とEUとの違い、統合報告フレームワークの要求事項をご説明いただいた後、統合報告を作成すべきか、作成する場合に留意することとは何かについて、ご解説をいただきました。また、GRIガイドラインG4の今後の方向性をご解説いただき、どういった企業がG4へ移行すべきか、報告バウンダリーを事例としてどのようなポイントに留意すべきかについて教えていただきました。
そこには落とし穴がいっぱい!?
(株)サステナビリティ会計事務所/
サスティービー・コミュニケーションズ(株)
代表取締役 福島 隆史
統合報告や中期経営計画・戦略、外部評価、GRIガイドラインG4、第三者保証など、CSRご担当者様が頭を悩ませる問題は年々、複雑化しています。長年にわたってサポート役をつとめさせていただいている経験から、つい陥りがちな落とし穴を数多く紹介し、その選択は本当に必要なのか、実務として何ができるのかについて、建前ではなく本音のところを説明しました。
そのレポートはGRI対応? 統合報告?
(株)サステナビリティ会計事務所/
サスティービー・コミュニケーションズ(株)
マネジャー 中島 史博
国内外の企業が統合報告やGRIガイドラインG4にどのように対応しているのかについて、①「東洋経済CSRランキング」上位200社のアニュアルレポート・統合報告書・CSR報告書、②海外18社の統合報告書、③国内84社の統合報告書の傾向を徹底的に分析しました。海外企業の統合報告書の好事例を詳細に説明したほか、国内企業の統合報告のパターンを読み解き、海外企業と国内企業の違いを解説しました。