CSRの最新動向をお伝えしているCSR特講、今年も役に立つ情報が盛りだくさんのプログラムをお届けします。
毎回、好評の上智大学名誉教授 上妻義直氏による基調講演は、ESG報告の最新動向として、財務報告規制の動向、TCFD勧告の実践状況、統合報告の現状と課題、SDGs対応の報告手法などについて解説していただきます。
また、弊社コンサルタントからは、日々の業務で得た知見を基に事例を交えながら、担当者さま目線の実践的なお話をさせていただきます。
そして初の試みとして、オリジナル脚本によるSDGsの本質を理解いただくための舞台を上演いたします。
脚本は弊社代表福島隆史、出演は社員たち。40分の舞台が終わったときSDGsの本質が腑に落ちます。
CSRやサステナビリティを取り巻く環境は常に変化し、最新情報のキャッチアップが必要不可欠です。
CSR特講が、きっと皆さまのお役に立てることと思います。
上智大学 名誉教授 上妻 義直 氏
企業のESG情報について、何をどのように報告するのかは時代によって大きく変化します。最新の国際動向の事例として、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)勧告への対応や使い捨てプラスチック問題について、わかりやすくご紹介いただきました。
また、SDGsの新たな報告枠組みとして英国連邦会計士協会が策定を進めている指針では、企業の価値創造に影響する重要なSDGs課題やその達成に向けた戦略、取締役会が果たす役割、具体的な目標や実績などの報告が求められることをご解説いただきました。
さらに、国連貿易開発会議(UNCTAD)が公表した経済・環境・社会・組織の4分野33指標からなるSDGsコア指標ガイダンスのポイントや、非財務情報における重要性の概念の変化が財務諸表に及ぼす影響など、近い将来に向けて日本企業が対応を進めておくべき点をご講演いただきました。
脚本・演出・主演 福島 隆史
出演 SusTB社員
昨今の時流に乗ってSDGsのバッジは身につけているけれど、SDGsに関心はないし、理解する気もない。そんな町の板金工場を営む男が、コンサルタントやNPO、子どもたち、自社の社員たち、お得意先の調達担当者との邂逅を通じて、SDGsの本質に気づく。男が最後にたどり着いた、自社のSDGsの取り組みを象徴する「誰も傷つかない板金」とは―。
SusTB/SusAの代表取締役である福島隆史が、SDGsとは何かをご理解いただくツールをつくりたいとの思いを込めて脚本を書き上げ、SusTB社員たちが練習を重ねて、業界では他に類を見ない舞台劇を完成させました。
SusTB/SusA シニアマネジャー 片倉 寧史
パリ協定合意から4年、国際社会は今、2050年前後の温室効果ガス(GHG)排出量ネットゼロを目指して動き始めています。今回は、気候変動イニシアチブの一つ、SBT(Science Based Targets)が2019年9月の気候行動サミットで示した新基準の要点につき解説し、今後目標を設定するうえで押さえるべき実務的なポイントについても取り上げました。
SusTB/SusA 代表取締役 福島 隆史
企業のサプライチェーンマネジメントに対する社会からの要請がますます強まっています。今回の講演では、CSR調達が要請される背景や、CSR調達する側(お客さま)の変化などの最新のトレンドを紹介するとともに、CSR調達に対応する側(自社やパートナー企業)が目指すべき方向性について、見解をお示ししました。
自らの経験に基づいたエピソードや、シンプルな図・イラストを交え、企業でCSR調達を推進する際に発生する壁とその乗り越え方など、コンサルタントから見た現状と予測を報告しました。
主催 |
株式会社サステナビリティ会計事務所 |
日時 |
2019年11月15日(金)13:00~16:30(開場 : 12:30) |
会場 |
2019年11月15日(金)
開場12:30
開会13:00
閉会16:30(3時間30分)
13:00 | 主催者あいさつ |
---|---|
13:10(70分) |
【基調講演】ESG報告の最新動向2019 持続可能な社会に適合するビジネスモデルを確立し、長期的な企業成長を可能にする上で、適正なESG報告は不可欠な要素です。何をどのように報告するかは時代とともに大きく変化するので、この講演では、ESG報告の最新動向として、財務報告規制の動向、TCFD勧告の実践状況、統合報告の現状と課題、SDGs対応の報告手法などについて解説します。 |
休憩(10分) 14:30(40分) |
【舞台】SDGs本質理解ツールにうってつけ!「誰も傷つかない板金」 SDGsの本質を役員や従業員に浸透させようとする際、そのツール不足にお悩みではありませんか?猛特訓を積み重ねたSusTBメンバー10名による手作り感溢れる舞台が、そのSDGs浸透ツールそのものになってみせます。 |
休憩(10分) 15:20(25分) |
問われる企業の野心的な取り組み GHG長期削減目標の新基準 パリ協定合意から3年、世界は今2050年前後にCO2排出量をネットゼロにする1.5℃目標実現に向けて動き始めています。今回は気候変動イニシアチブの一つ、SBT(Science Based Targets)が9月の気候行動サミットで示した新基準につき、実務的なポイントを解説します。 |
15:45(25分) |
「CSR/持続可能な調達」 何が求められるようになっているのか 企業のサプライチェーンマネジメントに対する社会からの要請がますます強まっています。これから取り組み強化にチャレンジしていくにあたって留意したいポイントを、関連動向や国内外の事例を交えて解説します。 |
16:10(20分) | 質疑応答/総括 |
16:30 | 閉会 |