本セミナーは終了しました。次回開催は2024年11月25日を予定しております。
有力な基準設定主体が多極的に実務をリードしているサステナビリティ報告。国内では有価証券報告書へのサステナビリティ情報開示もスタートしました。このようにサステナビリティやCSRを取り巻く環境は変化が著しく、より確かな情報収集が必要不可欠となっています。
毎回好評を博している上智大学名誉教授 上妻義直氏の基調講演では、海外動向だけでなく日本企業の課題など最新情報を解説していただきます。
さらに、今回も弊社代表 福島隆史が脚本を手がける新作舞台を上演いたします。今回はカーボンクレジットをテーマに、企業の温暖化対策を取り上げます。
ぜひ本特講の内容を日々の業務にお役立てください。
サステナビリティ/CSR特講 November 2023
日時:2023年11月24日(金) 13:00~16:00(開場12:30)
会場:よみうり大手町ホール(アクセスはこちら)
12:30 | 開場 |
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13:00 | 主催者あいさつ |
13:05(70分) |
【基調講演】サステナビリティ報告の最新動向2023 サステナビリティ報告は、国際的ベースラインとして基準設定主体の一極化を目指すISSBが、総則と気候基準しか公表していないのに対して、1セットの完全な報告基準を法制化したEUや、ESGデューデリジェンスの導入に向けて多国籍企業行動指針を改定したOECD、また、ISSBに先駆けて生物多様性報告基準を公表したTNFDなど、有力な基準設定主体が多極的に実務をリードするのが現状です。今回は、国際動向を概観しながら、それらから実務的に影響を受ける日本企業の課題について解説します。 |
14:15(40分) |
【講演】サステナビリティ情報の有報記載 その基本的留意点その1 2023年から始まった有報へのサステナビリティ情報の開示。IFRS S1,S2の確定により、その方向性は今後さらに強化され、GHGスコープ3含めた開示を第三者保証付きで開示するようになるのはもはや確定といってよいでしょう。有報開示にふさわしいサステナビリティ情報の集計精度確保など、あなたの会社でのご準備は大丈夫でしょうか?指標情報開示の基礎と呼べるところからの総点検、わかりやすいショートコントを挟みつつ、企業実務の現場からポイントその1をお伝えします。 |
休憩(10分) 15:05(50分) |
【舞台】Darkness of GHG Credit 世界で最も貧しい国の王女が逮捕されたというニュースが世界を駆け巡った。事件の背景にあったのはGHGクレジット。果たして王女がとった行動は罪なのか…? |
15:55(5分) |
質疑応答/総括 |
16:00 |
閉会のあいさつ |
【自由参加】16:10~16:30 レポート制作交流会(場所:4階ロビー)
レポート制作や非財務情報の開示方法など担当者にしかわからない困りごとを共有する場として、講師陣も交えたざっくばらんな交流会を実施する予定です。ぜひお気軽にご参加ください。
上智大学 名誉教授
上妻 義直氏Yoshinao Kozuma
環境会計論および国際会計論を専門に国内外のCSR動向を踏まえた研究、教育・指導における第一人者で、国内のCSR向上にも寄与。環境省「平成28年度 環境報告ガイドライン及び環境会計ガイドライン改定に向けた研究会」座長、「平成29年度 環境報告等ガイドライン改定に関する検討会」委員長、「環境報告ガイドライン2018年版 解説書等作成に向けた検討会」座長など、多くの公的役職も歴任。『CO2を見える化するカーボンラベル』(中央経済社)など、著書多数。
代表取締役
福島 隆史Takashi Fukushima
公認会計士。1994年より大手監査法人にて環境経営やCSR全般のコンサルティング、検証業務のマネジメントに携わる。2006年独立。SusAを設立し、CSRへの取り組み支援や評価向上支援などを継続して行う。2008年、各種レポート制作をワンストップで直接請け負うSusTBを設立。CSR・財務双方にわたる広範なノウハウを活かし、企業の自主的かつ健全な情報開示をサポート。著書に企業のサステナビリティとESGを1冊に詰め込んだ『CSRエピソード』(幻冬舎)、『ストーリー オブ サステナビリティ』(風詠社)がある。
ご来場の皆さまが安心、且つ安全に過ごしていただけるよう、感染症対策にご理解・ご協力をお願いします。
その他の事項につきましてはよみうり大手町ホールのガイドラインに沿って対応いたします。
ご一読お願いいたします。